暮らしの中から。。。
- 妃穂 富所
- 2015年4月19日
- 読了時間: 3分

近年増えている生活習慣病といわれる高血圧、糖尿病、心臓疾患などはと、社会的ストレスが原因で急増しているうつ病やパニック障害などの精神疾患は低年齢化してきていて、小学生から治療をしているのが問題視されている。そして、高齢化とともに、社会問題となっている認知症。
これらは、現代西洋医学の進歩により多くの病気を人が克服できるようになった一方、慢性病になり生活を抱えて暮らす人、介護を受けながら暮らす人、緩和ケアを受けながら終末期を過ごす人など病気を一生共に暮らす方が増えてきている。
私自身は、病院で従事し闘病の日々を看守るものとして薬で治療しているとは思えなかった現状がある。症状に対し対処療法をすることはできていても西洋医学はその部分の治療をしているだけで、根本はその部位ではないことの方があったりする。病は気から、心と体は一体である。その病気になる前のプロセスでの生活や心身の変化などトータルを見なくてはいけないと思う。
そんな意味では、伝統医学や、自然療法、植物療法、東洋医学、精神性なども―らされたホリスティック医学てき病院がもっと増えてもよいと思うが
健康保険制度のかべもあり、現代西洋医学と植物療法を同時に行うことが難しいなど都会では大分とりいれられているが、病院内での同時にはできないのが現状にある。
しかし、これからはそれも近い将来導入していく可能性も出てきているようだ。海外では以前から、エッセンシャルオイルの科学的研究や効果も実証をされてはいた。日本にも、最近そのような研究の発表が多くなってきている。
今回は、その一部を簡単に説明してみようと思います。
「自律神経や免疫系の調整」
抗菌作用のほか、自律神経やホルモン調整免疫作用を高める働きなどをもつものがある。
これらは、感染症や、生活習慣病の予防から、心の癒しまで広範囲の効果が期待でき、実際に世界各地の医療でも導入されています。
「生体リズムの調整機能」
ある種のハーブに含まれるメラトニンは、内服すると体内のメラトニンレベルを上昇させる効果を持ち生体リズムを調整抑うつを解消します。
「美容効果」
抗酸化作用や解毒作用によって美肌やアンチエイジング効果が期待できます。
最近ではがん細胞を抑える効果をもつエッセンシャルオイルが注目をあつめたり、認知症研究の第一人者がアロマテラピーは効果があると述べたりもしてきたようだ。
現代日本の西洋医学分野でもようやく、アロマテラピーなどの植物療法が特効薬ではありませんが、ファッションではなく中間の、自然を重んじながら、科学的思考のバランス感覚療法を大切にすることなどが再認識され始められてきている。
日本には昔から医食同根の考えがあります。
西洋のように、医と食が切り離されるのではなく、これからは昔からあった考えの根本である、食べることは自分の身体を、細胞一つ一つをつくっているもの。日々の暮らしの根本に昔ながらの考えが生きる要素は必ずあるのだと思います。
皆さんの身体は何で作られどんな身体になっていますか?
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